1. 安全安心な診療の実施
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2. 安全安心な手術の実施
- ICOI国際インプラント認定医による理想的な位置への設計・埋入
- 最新CT(ガリレオス)を導入し、「セーフティーガイド」及び「サージガイド」を用いて確実安全に埋入できます。即日で仮歯まで入れることもできます
- 管理栄養士による生活習慣、食事指導も行っています。
- インプラント埋入後の定期的メンテナンス
- 安心サポートをお受け頂けます。
3. 衛生管理された医療器具の使用
当院が設置したVacuklav31B+というクラスB滅菌器は優れた滅菌性能とあらゆる器材の滅菌を可能としています。(図1参照)ドイツの歯科医療機関でのクラスB導入率は80%近いと言われていますが、日本では僅か数%と言われています。
モラルの問題ですが、当院では治療行為により人から人への感染防止は最低限守るべきものだと考え、グローバルでの品質を安心して安全にお届けすることに力を注いでいます。
衛生管理された医療器具の使用
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Class B歯を削るタービンやコントラ、複雑な器具の減菌 Class S口腔内を吸うチューブや複雑な器具の減菌 Class N通常の歯科用 オートクレーブミラーや単純な器具 |
滅菌器
<クラスB>(滅菌対象:B+S+N)
MELAG Vacuklav31B+
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滅菌前、乾燥時に数回の真空状態を作り、あらゆる種類や形状の滅菌が非滅菌物を滅菌します。(クラスBは、世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌基準)非包装または包装(一重・多重)の固形、中空、多孔性物(衣類など) |
滅菌器
<クラスN>(滅菌対象:N)
YOSHIDA HF260-Y
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通常の歯科医院で行われる滅菌方法。非包装の固形物(滅菌後直ちに使用)蒸気と空気の重量の違いを利用して缶体内の空気除去を行なう。 |
参考資料
歯を削る医療機器を滅菌せず使い回している歯科医療機関が約7割に上る可能性のあることが、国立感染症研究所などの研究班の調査でわかった。患者がウイルスや細菌に感染する恐れがあり、研究班は患者ごとに清潔な機器と交換するよう呼びかけている。調査対象は、歯を削るドリルを取り付けた柄の部分。歯には直接触れないが、治療の際には口に入れるため、唾液や血液が付着しやすい。標準的な院内感染対策を示した日本歯科医学会の指針は、使用後は高温で滅菌した機器と交換するよう定めている。
医療法改定で安全を確保することが義務づけられた
「歯科外来診療環境体制加算(外来環)」
「外来環」は以下の条件を満たす歯科医院が社会保険事務局に届け出を行うことで、受け取ることができる保険点数です。
・歯科医師が指定された安全対策に関する研修を終了している。
・歯科衛生士が勤務している
・救命救急の器具や薬剤などが常備されている。(AED、血圧計、パルスオキシメーター、生体モニター、酸素、救急蘇生セット)
・口腔外バキュームを設備している。(顔の前でゴーッという音を立る掃除機のような器具。口の中の水を吸引するバキュームではない。)
・器具の滅菌等、院内感染防止対策をしっかり行っている。(歯を削る道具を患者さんごとに滅菌することなど)
・感染症を持った患者さんに対応できる設備とシステムを整備している。
このように外来環の届け出を提出するには、安全対策の最低限のハードルをクリアしなければなりません。つまり、届け出を行っているということは、その歯科医院は「うちは安全対策ちゃんとやってます」とお上に申し出ているということなのです。
4. 薬の誤投与防止
当院では、病歴・アレルギー等といった全身の状態等を問診時にお聞きし、治療時や処方時に反映させています。また、場合によっては患者様に「お薬手帳」の提示をお願いし、ヒューマンエラーによる誤投与防止に努めています。
5. 医療機器の安全操作と管理
当院では月に一度勉強会を開催し、その際に医療機器メーカーを講師に招き操作・知識等の水平展開を行なうようにしています。医療機器に関する教育や適切な使用・保守管理を行なうことにより患者様に安心安全を感じて頂けるように努めています。
技工質のデジタル化によりヒューマンエラーを防止しております。
6. 急変時の迅速対応
また、緊急時の連携保険医療機関等も確立されており、「万が一」の備えも万全です。
7. 症例分析及び改善